Fisher Investmentsの運用プロセスにおけるESGインテグレーション

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運用プロセスを通じてESG要因を分析・統合します。

Fisher Investments’ Investment Process

トップダウン・アプローチ

Fisher Investmentsではトップダウン・アプローチ を採用しており、強力なリサーチ・チームを活用して、複雑で多様な市況の把握に取り組んでいます。資本市場リサーチ・アナリストおよびインベストメント・ポリシー・コミッティー(IPC)(メンバー全員の業界経験年数は合計150年超に上る)は、選好すべき国、セクター、テーマ別を決定する際、サステナビリティリスクとESG要因を含む様々な経済、政治、投資家心理要因を考慮します。運用戦略とポジショニングは、向こう12~18ヵ月におけるFisher Investmentsの見通しを反映しています。

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様々な要因

国やセクター/産業のポートフォリオ配分を決定し、投資対象銘柄候補リストを作成する際に分析するESG要因としては、以下のようなものがあります。

  • 環境規制

  • 社会政策

  • 経済・市場改革

  • 労働と人権

重要性評価と絞り込み

インベストメント・ポリシー・コミッティー(IPC)は、証券リサーチ・アナリストや資本市場リサーチ・アナリストのサポートの下、各種ESG要因に対する銘柄のエクスポージャーを分析し、当該要因の重要度を評価します。重要度が高いほどESGリスク・機会の 高まりを示唆する場合があり、国・セクター別ウェイトの決定や銘柄選択に影響を与える可能性があります。

Fisher Investmentsでは、個別管理口座(SMA)においてFisher Investmentsまたは顧客指定の責任投資スクリーンを適用することで、投資対象銘柄候補リストをさらに絞り込むことが可能です。

ボトムアップ・アプローチ

マクロテーマと一致する戦略的特性を有する銘柄を特定するため、証券リサーチ・アナリストがボトムアップ型のファンダメンタルズ分析を行い、ESG要因を含む包括的な定性的・定量的データを検討・評価した上で銘柄を選択します。考慮される要因には、株主の集中、スチュワードシップ、環境面の機会と責任、人権や労働の権利に関する議論などが含まれます。

トップダウン・プロセスがESG投資家にもたらすメリット

Fisher Investmentsでは、長期投資の成功には複数レベルでの資産配分の決定が非常に重要であり、トップダウン・アプローチは責任投資ポートフォリオの構築に大変適していると考えます。

ESG投資では、トップダウンおよびボトムアップの両要素を考慮した運用プロセスが最適であると考えます。顧客の投資目標とESGポリシーに準拠しつつ、国、セクター、銘柄単位でESG分析を行うことで、目標リターンを獲得すると同時に、世界の環境や社会状況の改善に資する確率が増加すると考えます。

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ESGポリシーステートメント

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