銘柄分析



ポートフォリオ構成企業の選択

当社は、長期的なポートフォリオ・パフォーマンスの大部分はマクロレベルの意思決定がもたらすと考えており、ポートフォリオ構築プロセスを通じてマクロテーマを考慮しています。銘柄選択に当たっても、マクロテーマを活用することで付加価値の創出を図っています。

Fisher Investmentsの銘柄選択プロセス

Fisher Investments Top Down Approach

マクロドライバーの特定

経済、政治、投資家心理に関する要因を分析し、マクロテーマとポートフォリオ配分を決定します。これは、銘柄選択プロセス全体で適用されます。

投資対象銘柄候補リストの決定

基本的な定量的スクリーニングは、リスクを最小限に抑え、銘柄候補を絞り込むのに役立ちます。具体的なステップは以下の通りです:

  • 初めに、流動性・債務不履行リスクがある銘柄を除外。
  • 次に、バリュエーションやスタイルの選好などのマクロテーマに基づいて、銘柄をスクリーニング。
  • 最後に、外れ値分析を行い、競合他社と異なるカテゴリー、株価水準、事業活動などの特性を持つ銘柄を除外。マクロテーマに最も合致した銘柄の特定を目的とする。

戦略的特性の見極め

競合他社に対する競争優位性や比較優位性が過小評価されている企業を特定。

銘柄分析

以下のようなファンダメンタルズ分析に基づいて、対象銘柄を絞り込む:

戦略的特性の選好

マクロテーマに最も適した特性を特定。

戦略的特性執行分析

戦略的優位を実現する経営陣の執行能力や経営プランを評価。

相対バリュエーション分析

競合他社、過去のトレンド、市場に対する現在のバリュエーションを検証。

オペレーショナルリスク分析

事業運営に係るレッドフラッグ要素を分析し、バリュエーションや日常業務とは無関係の潜在的リスクを把握。

投資機会の具体化

グローバル株式市場には豊富な投資機会があります。Fisher Investmentsは以下のようなステップを通じて投資ユニバースを絞り込み、ポートフォリオをカスタマイズしています。

Image of the Prospect List graph based on security selection and country, sector, thematic weights 

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