Fisher Investments Japan Limitedの日本支店であるFisher Investments Japanは、米国でFisher Investmentsとして事業を展開する親会社Fisher Asset Management, LLCに投資運用を委託し、お客様に投資一任運用サービスをご提供します。
お客様のファイナンシャルゴールの達成に最適と考えられるカスタムポートフォリオを構築し、長年の実績と運用哲学に深く根ざした手法で運用します。このポートフォリオ運用アプローチとともに、プロアクティブなカスタムサービスもご提供することで、45年以上にわたりお客様のファイナンシャルゴールの達成に寄与してきました。Fisherグループは、全世界で185,000名人*以上のお客様にサービスをご提供しています。
Fisher Investmentsのインベストメント・ポリシー・コミッティー(IPC)のメンバーは、合計で150年以上の金融業界経験を有しています。IPCは、強力なリサーチ部門のサポートを受けながら世界の経済・市場情勢をモニタリングし、アクティブで柔軟な運用アプローチに基づき、お客様のポートフォリオにおける戦略的投資決定を行います。以下、Fisher Investmentsの運用アプローチやポートフォリオのカスタマイズ方法についてご紹介いたします。
*2025年6月30日現在。Fisher Investmentsとその子会社を含む。
ポートフォリオ運用アプローチ
運用スタイル
アクティブ・柔軟・グローバルな運用スタイルを採用しています。お客様のファイナンシャルゴール、リスク許容度、投資要件を考慮した上で、将来の市場見通しに基づいてポートフォリオをカスタマイズし、グローバルで投資機会を捉えます。
運用哲学
すべての投資判断の指針となる原則であり、資本主義と自由市場の力に対する信念に根ざしています。
トップダウン・アプローチ
世界中の膨大な投資対象から投資銘柄を選ぶというタスクを遂行するため、Fisher Investmentsではトップダウン・アプローチを採用し、強力なリサーチ・チームを活用して、複雑で多様な市場環境の理解を図ります。
トップダウン・アプローチ
Fisher Investmentsでは、ポートフォリオの長期リターンの約70%はポートフォリオ全体の資産配分(株式、債券、現金、その他有価証券の組み合わせ)から生まれると考えています。マクロレベルで様々なデータを収集し、独自の資本市場テクノロジーを活用して定性・定量分析行います。現在や過去の市場環境および投資家の行動を分析することで、より機動的かつ戦術的な資産配分を実現しています。
Fisher Investments Japanでは最初に、お客様の状況、ファイナンシャルゴール、ニーズを十分把握した上で、トップダウン・アプローチでこれらの情報を活用し、お客様のファイナンシャルゴール達成の可能性を最大化すると考えられる株式、債券、現金、その他有価証券の組み合わせを決定します。
そして、好パフォーマンスが期待できる国・セクターなどに着目します。最後に、個別銘柄を分析し、マクロテーマを最もよく反映していると考える銘柄を選択します。こうした柔軟でアクティブな運用アプローチにより、グローバル市場での投資機会を捉え、お客様のファイナンシャルゴールの達成に資することができると考えています。
カスタム・ポートフォリオの構築
Fisher Investmentsは、プロの資産運用マネージャーとしての経験、世界最高水準のサービス、そして最先端のリサーチを融合させ、お客様のファイナンシャルゴール達成をお手伝いします。
お客様の目標と状況の理解
お客様のファイナンシャルゴールと現在の状況をお聞かせください。お客様をより良く理解することは、より優れたポートフォリオ運用サービスの提供につながります。
包括的なポートフォリオ分析
お客様の現在のポートフォリオを詳細に分析し、結果をお知らせします。
ポートフォリオのご提案
ご提案するポートフォリオについてご説明し、お客様にご納得・ご満足いただけることを確認します。
戦略的なポ一トフォリオ適用
高度なスキルを有するトレーディング・チームとインプリメンテーション・チームが、お客様の口座で運用戦略を適用します。
継続的なポートフォリオ運用
お客様の口座に重要な変更が生じた場合でも常に最新状況を把握していただけるよう、クライアント・サービス・チームがお客様のポートフォリオや市場見通しについて最新情報をご提供します。ポートフォリオの運用状況についてご安心いただけるよう、お客様の口座で何が起こっているのか、その背景を含めた情報をご提供します。
カスタム運用アプローチの4つの要素
Fisher Investmentsは、プロの資産運用マネージャーとしての経験、世界最高水準のサービス、そして最先端のリサーチを融合させ、お客様のファイナンシャルゴール達成をお手伝いします。
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カスタムサービス
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フレキシブル
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規律
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グローバル
アクティブ運用のメリット
Fisher Investments Japanでは、アクティブで柔軟な運用アプローチを重視しています。パッシブ運用を支持する人々も当然いますが、もしパッシブ運用がよく言われるほど簡単なものであれば、誰もがその方法で成功しているでしょう。
パッシブ運用の課題
真のパッシブ投資家になるには極めて高い規律が必要であり、多くの人にとって、そうした規律を保つことは困難です。投資家は、市場のボラティリティ、政治・経済面での問題、あるいは個人的な課題に伴う不透明感に対して、感情的に反応しがちです。
人間は、利益がもたらすプラスの影響よりも損失がもたらすマイナスの影響の方をはるかに強く感じる、という研究結果があります。つまり、比較的小さいボラティリティや市場下落でも、パニックに陥ったり短期的な変化に過剰に反応したりしてしまう結果、市場から投資を引き揚げてしまって、市場回復の機会を逃す可能性が往々にしてあるのです。
感情的な意思決定がパッシブ運用を妨げる
感情は、パッシブ運用に基づくリタイア戦略を台無しにしかねません。感情に流されて行動してしまった時点で、もはやパッシブ投資家ではなくなってしまいます。特に、市場のピークや底打ちの局面ではほぼ確実に、こうした主観的バイアスが投資判断に影響するといえます。
アクティブ運用のメリット
一方、優れたアクティブ・マネージャーは、投資家が落とし穴を回避するのをサポートする上で必要な経験や知見を持っています。Fisher Investmentsのようなアクティブ・マネージャーは、リサーチや分析に必要なリソースを豊富に有しており、お客様のファイナンシャルゴール達成に資するポートフォリオ構築をサポートすることができます。
規律を守り、プランに従う
多くの投資家にとって必要なのは、長期的なファイナンシャルゴールに沿った資産配分です。上述のように、パッシブ運用においてボラティリティを耐え抜く規律を維持することは、多くの投資家が苦手としています。ですから、自身による重大な判断ミスを防ぐために、運用マネージャーがどのようなサポートを提供できるかという点も重要です。
アクティブ運用でもパッシブ運用でも、規律を守り、プランに従うことは重要です。そのなかでアクティブ・マネージャーの特長は、感情や不透明感が生まれた時に、知識・経験を持った専門家が確かな方向へ舵を取る手助けをしてくれる点にあります。